【ずばり!】くるみん認定とは。3項目で解説!

こんにちは、こくぶんです。

「くるみん認定は聞いたことがあるけど、どういう認定?」と悩んでいませんか?

今回の記事は、くるみん認定とはどういう認定なのか、3つに分けて、ご説明します。

くるみん認定とは①:そもそも、どういう認定か。

くるみん認定とは、次世代育成支援対策推進法(以下、「次世代法」といいます)に基づく認定の1つで、「子育てサポート企業」として受ける、厚生労働大臣の認定です。

認定は、「一般事業主行動計画(以下、「行動計画」といいます)」を策定し、都道府県労働局に届出をすることが前提になります。

常時雇用する労働者が101人以上の企業の場合、行動計画の策定、届出は義務です。

都道府県労働局に届出をした企業が、くるみんの認定基準を満たす場合、必要書類を添えて申請を行うと、くるみん認定を受けることができます。

なお、次世代法は、有効期限が令和7年3月31日までとなっていましたが、令和17年3月31日までに延長されました。

法律の改正に関連し、認定基準や、認定を受けると付与されるくるみんマークも改正され、令和7年4月1日から施行されています。

くるみん認定とは②:くるみん認定のメリットとは。

くるみんマークは、商品や求人広告等に表示できるため、社内外に「子育てサポート企業」であることをアピールすることができます。

また、くるみん認定企業は、公共調達の加点評価等、令和7年11月時点では、一定の要件を満たす場合、下記のようなメリットがあります。

・公共調達の加点評価

・両立支援助成金における上限人数の上乗せ、等

・くるみん助成金

・働き方改革推進支援資金の利率引き下げ

・賃上げ促進税制の上乗せ

※これらのメリットは、期限があったり、今後、中止や変更などもなされる場合があります。

くるみん認定とは③:
「トライくるみん認定」や「プラチナくるみん認定」との違い。

「くるみん認定」のほかに、「トライくるみん認定」や「プラチナくるみん認定」、それぞれの認定に追加されるプラス認定があります。

「トライくるみん認定」は、例えば、男性社員の育児休業取得率などの認定基準が、「くるみん認定」の認定基準と一部異なります。

トライくるみん認定の基準を満たす場合、申請により、認定を受けることができます。

「プラチナくるみん認定」は、「くるみん認定」もしくは「トライくるみん認定」を受けた企業が、プラチナくるみんの認定基準を満たす場合に、申請により、受けることができる認定です。

プラス認定は、「くるみん認定」や「トライくるみん認定」、「プラチナくるみん認定」の要件を満たしたうえで、さらに、不妊治療と仕事の両立に関するプラスの認定基準を満たすと、それぞれの認定に追加して受けることができます。

【まとめ】

くるみん認定を受けるためには、計画的な取り組みが必要です。

くるみん認定に関する取り組みを活用し、社員の定着や採用に活かしたいですね。




社会保険労務士事務所ZuEは、一般事業主行動計画の策定やくるみん認定の申請を、サポートしています。

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